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Cafetalk Tutor's Column

Hiromi.O 강사 칼럼

一句鑑賞

2023년 8월 6일

ふる里を遠くにおきて秋の蝉
 
蝉は実にたくさんの季語の種類を持ち夏の風物詩であるが
法師蝉や蜩などは秋の季語である
蝉は数年間を幼虫のまま土の中で過ごし
成虫になって地上で過ごす期間は1週間から数週間
蝉の初鳴きを聞くと
あぁ、今年も夏が来たんだな 
と実感する
夏の暑さに負けることなく力一杯
短い命の尽きるまで全力を振り絞って鳴き続ける
秋の蝉が
離れたふる里を遠くに鳴いているようだと言い
まずその感性に感心する
そして
作者がふる里で聞いた蝉の声を重ねているのである
ふる里が恋しいという気持ちを強く感じさせ
「秋の蝉」でさびしさが伝わる
なつかしさを感じさせる鮮やかな声が聞こえて来る句である
蝉の声はミンミン蝉だろうか  Hiromi.O

2023年8月 句友の百合子さんの句鑑賞

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