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Cafetalk Tutor's Column

Eico 講師のコラム

AI翻訳を語学にも活用しよう

2022年6月6日

GoogleやDeep Lなど、AI翻訳の進化は目覚ましいものがあります。AI翻訳は精度がまだまだ、という声もありますが、ちょっとだけ、すぐに意味が知りたいときには便利ですね。
今回は、そんなAI翻訳について、語学学習へ使いこなすためのコツを紹介します。うまく使うと、語学学習の助けにもなりますよ!
活用法1:外国語の意味を調べる

もっともこの使い方が多いのではないかと思います。辞書を引かなくても、ささっと意味が分かるので便利ですよね。

ただ、ちょっと注意点があります。
AI翻訳は、文脈に沿った訳し分けや、複雑な文章が苦手だという特徴があります。

そこで、AI翻訳を使って意味を調べた後は、複数のAI翻訳で調べたり、前後の文章を読んだりして、正確な理解に近づけましょう。

活用法2:外国語の発音を調べる

これもとても便利です。単語であれば、正確な発音を教えてくれます。また、中国語であればピンインを、英語であれば発音記号を表示してくれますので、発音を調べる手間が省けます。

ここでも、注意点があります。
中国語の「一」や「不」などは、後ろに続く単語の声調によって、それ自体の声調が変わりますが、無視されてしまいます。
また、英語は発音記号がたくさんあるので、自分が見慣れない発音記号で表記される可能性があります。また、リエゾンも無視されることがあり、文レベルでは少し不自然な発音になることもあります。

とはいえ、ネイティブに近い発音が気軽に調べられるのは画期的だと思います。

活用法3:自分の書いた外国語をチェックする

自分が書いた外国語をAI翻訳で日本語に訳して、日本語で自分の言いたい意味になっているか確認することが簡易的にチェックできます。

ここでも注意点があります。意味が通じているかどうかはわかりますが、A翻訳では、文脈に沿っているか、TPOに合っているかは、判別できません。また、改行を文の終わりとみなすという癖があるので、文の途中で改行が入っている場合は削除しておくことが必要です。

AI翻訳は結局使えるの?

AI翻訳は使い方にちょっとコツが必要ですし、セキュリティは無料の範囲では守られないことが多いです。しかし、ざっと意味を取りたい、というときには役に立ちます。

対応言語が多いのも魅力的です。
アラビア語など日本では書籍や辞書を手に入れるのが一苦労な言語でも、単語だけ、短い文だけだと、音声を聞くことができます。

現時点では、AI翻訳は完ぺきとは言えないかもしれませんが、日々、確実に進歩しています。それはAI自身、学習を続け、人の手で修正されているからです。
世界には、Google翻訳、Deep L、みんなの翻訳など、無料で使える100以上のAI翻訳サービスがあると言われています。

複数のAI翻訳を比較してみるのも面白いかもしれませんね!

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