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Cafetalk Tutor's Column

June_ 講師のコラム

Beyond the Wand

2024年9月8日

こんにちは!英語講師のJune_です(^^)
 
少し前になりますが、映画ハリー・ポッター・シリーズでハリーのライバルであるドラコ・マルフォイ役を演じたトム・フェルトンの"Beyond the Wand"を読み終えたので、今日はそちらについて書いてみたいと思います。
 
タイトルの"Beyond the Wand"は直訳すると「杖の向こう側」「杖のその先へ」という意味ですが、サブタイトルをみてみると"The Magic and Mayhem of Growing Up a Wizard"とあります。"mayhem"とは「大混乱」や「大荒れ」という意味がありますが、作品の内容から考えてみると"magic"と"mayhem"はそれぞれ、幼少期から子役スターとして魔法界と人間界を行き来する生活を送っていたトムの「光と影」、「栄光と苦悩」のようにも考えることができます。
 
ハリー・ポッター・シリーズの撮影秘話やキャストたちの裏話も知ることのできる本作ですが、読み終わってみると俳優としてよりもむしろ「人間トム・フェルトン」としての人生を知ることのできる作品のように思いました。
個人的には最後に出てくるおじいちゃんがトムにかけた言葉が作品全体を象徴しているように思えて、とても印象に残っています。
 
英語もそこまで難しくなく、ハリー・ポッターファンならずとも楽しめる一冊だと思いますので、興味のある人はぜひ読んでみてくださいね!

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