扶養内で働く人には、103万円とか、106万円とか
いろんな壁がある・・・っていうのは
よく話題になりますが、
そういった議論の時には、
各企業ごとにある扶養手当の話は出てこないことが多くて、
実際の計算は、ネット記事に書いているよりも
もっと違ってくることに注意しましょう。
つまり、扶養手当が多ければ多いほど、
扶養を外れることのデメリットは大きいわけです。
・・・でも、
私が本当に言いたいのは、そこではなくて、
本当に損か得かを考えるのであれば、
そもそも旦那さんがもっと給料のいいところに勤めれば
もっと得をするわけで、
なぜそうしないかって、
仕事のやりがいとか、働きやすさとか、
通勤のしやすさとか、
いろんなことを考えて決めているわけですよね。
なのに、
なぜ扶養で働く人たちは、
損か得か議論だけにフォーカスしているのでしょう。
扶養で働く人たちだって、いろんな要因を考えながら
働いた方がいいのではありませんか?
損か得かだけではなく、
家計全体で、どれくらい稼ぐ必要があるのか、
きちんとキャッシュフロー表を作ってみた方がいいし、
自分はどういう働き方をしたいのか
など、いろんなこと考えて決めた方がいいと思います。